禁止されたものほどやりたくなる話。(コーヒーの話もあるよ)
ディズニーランドに行きたい。
もともとそんな「ディズニー大好き!」人間というわけではないのだが、最近、なぜか無性にあの夢と魔法の王国に行きたい。キャラクターを見つけて喜びつつも、写真を撮るのを恥ずかしがったりしたい。
動物園に行きたい。
動物アレルギーの私がこんなことを言うのは珍しい。だが最近、無性にウサギをもふってやりたくなる。絶対に鼻水が止まらなくなることは目に見えている。
映画館に行きたい。映画なんて家でも見れる。だが最近、無性に映画館で映画を見たくなる。というか映画館のポップコーンが食べたい。あの味が均等についていない感じが愛おしいのだ。
人は、禁止された行為ほどやりたくなるものである。
実際に私が挙げたこの3つは今することができない。環境が提供されていないのだ。
環境が整っていて、自分がやりたいと思ったらいつでもできる状態だったからこそ、私たちはめんどくさがったり「また今度でいいや」と考えたりすることができた。
それがどうだろうか。この状況が崩れている今、私たちの欲望はむき出しになったのである。
行きたいとも思わなかったディズニーに行きたくなり、アマゾンプライム会員なのに映画館に行きたくなる。コンビニのポップコーンではもう我慢ができない。
動物園は我慢しよう。私の家の近くの公園には狸が出るから。
今まで生きてきて久々に、勉強をしたいと思っている。
これは私にとって快挙に等しい。私は大の勉強嫌いである。
それでも自分が入りたいと決めて、奨学金を借りてまで入った大学だ。自分の中に無意識のうちに覚悟があったのだろう。久々に勉強したい、学びたいと思うようになっている。
今、大学ではほぼ毎日資料が配信されて課題が出される。この資料がなかなかのくせ者なのだ。
何語を話しているのかわかったもんじゃない。難解すぎる。それで課題をやれというのだ。なんという鬼畜。
自分の知識のなさを改めて痛感している。
こうしてディズニーも、動物園も、映画館もいけない毎日である。
少しでも知識を身に着けて、家の中でも大学生になっていきたいと思う。
文字数が意外といかなかったのでここで小話を一つ。
世間ではダルゴナコーヒーが人気である。牛乳の上にもこもことしたコーヒーの泡を乗せたなんともエキセントリックな飲み物だ。
私も昨日、初めて作ってみた。これがなかなかおいしい。上のコーヒーがかなり濃厚で私の好みであった。というか、今もこの記事を書きながら飲んでいる。
ただ問題が発生している。私はこの飲み物を飲むのが下手すぎる。先に下にある牛乳が消えて、最後に苦い泡だけが残るのだ。
私はフラペチーノにしろ、タピオカドリンクにしろ、二つ以上のものが組み合わさって作られている飲み物を飲むことが非常に苦手である。タピオカドリンクなら最後はタピオカオンリーでもちゃもちゃ食べる。フラペチーノもクリームだけ残ってしつこすぎる最後を迎えている。ダルゴナコーヒーも例外ではない。
できれば最後まで牛乳とコーヒーのちょうどいいハーモニーを味わいたいものだ。
誰か上手な飲み方を教えて欲しい。